ポイントは貯めずに使った方が良い理由

最近のポイ活ブームも手伝ってか、クレジットカードの利用によるポイント還元やお店で発行されるポイントカードにポイントを貯めている人も多いでしょう。

このポイント、貯めてはいませんか？もしそうであれば、明日からポイントを使っていきましょう。

ポイントは貯めずに使った方が良い理由を紹介します。

ポイントを貯める環境が整っている

昔からあるポイント制度ですが、最近のキャッシュレス決済の普及も手伝ってか、クレジットカードでのポイント還元も充実しています。

楽天経済圏を活用することでのポイント稼ぎが代表されるように、ポイントを貯めやすい環境になっています。

こういった環境で、ポイントを増やしていくことが目的になっている人もいるのではないでしょうか？

ポイントを資産としてみなす

今貯まっているポイントは資産とみなせます。ポイントと引き換えにものを買ったり、サービスを受けることができるからです。

現金を銀行口座に預けておけば、少ないとしても利息がつきます。現金を債券にかえると利息がつきます。現金を株式にかえると配当金がもらえます。ただ、ポイントは使わずにおいておいても、増えるものではありません。

お金持ちの資産に対する考え方としては、　“収益を生まない資産は持たない”　というのが常識です。

このことからも、ポイントは貯めずに使うべしということになります。

ポイントの資産価値としての安定性

ポイントの資産価値としての安定性はどうでしょうか？

悪く言うと、ポイントの制度自体は企業側の都合でどうにでもなってしまいます。もし、ポイントを発行している会社が、明日倒産したらどうでしょう。ポイントがまるまる失効してしまいますよね。他の資産、例えば円は日本政府が価値を保証しているので、明日すぐに使えなくなるということは考えづらいです。

こういった観点からも、ポイントを保有していることは、価値が不安定な資産を持っているということになります。

失効しているポイントが多い！？

ポイントには、有効期限が設けられているものもあります。

ある調査によると、主要ポイントだけで1年で1兆円分発行されていて、4000億円分のポイントが失効している結果もでているようです。

つまり、ポイント発行者側は4000億円分、得をしていることになります。消費者側としてはそれだけ損していることになります。

失効させないようにポイントを使っていきましょう。

ただ、ポイントを使いづらい場面もあるかと思います。

たかが、数ポイント、数十ポイントのために、と思う人もいるかと思いますが、資産に大きいも小さいもありません。気にせずにどんどん使いましょう。

まとめ

ポイントは貯めずに使った方が良い理由を紹介しました。

せっかく貯めたものを使うのに抵抗感があるかもしれませんが、収益を生まないポイントはどんどん使っていきましょう。

おまけ

たまにしか行かないお店でポイントカードを作って、ついつい有効期限がきてしまい失効しているなんてことが多々ありました。今の私は、たまにしか行かないお店ではポイントカードは作らないようにし、頻繁に利用するポイントだけ貯めて、すぐに使うようにしています。ポイント失効するとなんか悔しい気持ちなるので(笑)。私は、楽天ポイントを使っていますが、楽天証券でポイント運用できるみたいなので、これは資産的に収益を生むものになっていますね。しっかりポイントの特性を理解して、使っていくことが求められますね。