日々のお金の使い方を分類!「消費」「浪費」「投資」の違いを意識する。

金融

「人生100年時代」や「老後2000万円問題」が話題になるように、資産形成に対して意識が高くなっていると思います。

そこで。ここでは、お金を使う判断基準(消費/浪費/投資)について考えていきます。

これを意識することで、きっとこれからの生活で、お金の無駄遣いが減らせるでしょう。

「必要なもの」「欲しいもの」のすみ分ける

まず、何かものを買うときには「必要なもの」と「欲しいもの」ですみ分けて考えましょう。

必要なもの ⇒ 買って良い

・ティッシュペーパーを買う

・壊れた掃除機を買い替える

・毎食食べるお米を買う

欲しいもの ⇒ 一旦冷静に考える

・高級なティッシュペーパーを買う

・新機能のついた掃除機に買い替える

・高級レストランで食事する

いわゆる生活必需品などの必要不可欠なものは買って良しです。

ただし、欲しいと思ったものは衝動的には買わず、一旦冷静になって考えてみましょう。

欲しいものの他に、必要なものがないか考えるタイミングにしてみましょう。

「消費」「浪費」「投資」を意識する

そうは言っても「欲しいもの」を買う気持ちを抑えるのは大変ですよね。

しかも、今自分の身の回りにあるものや、最近買ったものを思い返してみると、ほとんどが「欲しいもの」に該当しているかと思います。

そこで、「欲しいもの」を買うときに考えたい “消費” “浪費” “投資”の3つの考え方について、みていきましょう。

消費

日々の生活などで使うものへの出費です。先ほど述べた「必要なもの」に近い考え方です。日用品や経年劣化によるものの買い替えなどが該当します。

浪費

一言でいうと無駄遣いです。会社からの帰り道でついつい買ってしまうスイーツや、まだ使えるのに新しいものだからと買ってしまうものなどが該当します。

投資

将来の自分のためとなるものへの出費です。投資と聞くと株や債券などが思い浮かぶ人も多いかと思いますが、スキルアップのための本の購入や、収入UPのための転職費用などが該当します。

「お金の勉強をするために本を買った」「資格を取得するためにスクールに通う」といったものは「欲しいもの」ですが、将来的に自分の収入UPになるためと考えると、”投資”と捉えることができますね。このように、自分は何のためにお金を使うのかを意識することが大切です。

この3つの中だと “浪費” を抑えるだけでも、お金の使い方が変わりそうですね。

ケース別で分かる買い物判断

これまで説明してきたことをケース別にみていきます。

掃除機を買いたいです!
毎日掃除機をかけていて、新しい掃除機が欲しいと思っています。

会社員のAさんは掃除機が欲しいようです。

「必要なもの」「欲しいもの」、”消費” “浪費” “投資” の考え方を踏まえて、3つのケースを用意したので、それぞれ買って良しなのかどうか考えていきましょう。

ケースA:吸引力がなくなり、ごみを吸えなくなってきた。

この場合は、「必要なもの」であり “消費” なので、買って良しです。

使用頻度の高いものは経年劣化が早いですよね。そろそろ買い替えたい・・と思ったときに買うことは問題ありません。

ケースB:吸引力もあり、まだ使えるけど、新しい掃除機が欲しい。

この場合は、「欲しいもの」であり “浪費” なので、一旦冷静になって考えましょう。

まだ使えるのに、新しいものが欲しくなるのは、テレビでやってたから、みんなが使っているから、という理由の可能性もあります。時間をおいて再考しましょう。明日になったら、欲しくなくなったという場合もあります。

ケースC:自動掃除機を買えば、今まで掃除していた時間で自己研鑽できる。

この場合は、「欲しいもの」であり、 “投資” なので、買って良しです。

最近は、乾燥機付き洗濯機や食洗器などの、自分の時間を生み出すことができる家電が多く販売されています。そういったものを買うことは、時間を買っていることと等しいので、個人的にはおすすめです。

最後に

無駄な買い物をなくすためには、「必要なもの」と「欲しいもの」をすみ分け、”消費” “浪費” “投資” を意識することが重要です。

何も考えずに、何気なくお金を使っていっては、お金はどんどんなくなっていきます。皆さんもお金に対する意識をしっかり持って、生活していきましょう。

おまけ

スーパーに行くと毎回おかしに目が行ってしまい、買ってしまいます。。完全に「欲しいもの」であり “浪費” で、一番ダメなパターンですね。私も頑張ります!

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