“バビロン大富豪の教え”を読んで、貯金の法則について紹介したいと思います。
手取り収入の1割を貯金し、残りの9割で生活する
本書では、このように例を出しています。
“籠の中に毎朝10個の卵をいれなさい。そして毎夕9個の卵を取り出す。そうすれば、いづれ籠は卵で溢れる。”
だれでも分かる原理ですね。サラリーマンが生涯で稼ぐ金額が約3億円と言われていますので、上記の通り実践すれば、3000万円が貯まる計算になります。もっと言うと、2割を貯金するようにすれば、6000万円が貯まる計算になります。大きなお金ですね。
じゃあ、なんでみんなお金持ちになってないの?
そうです。計算上だれでも分かることなのに、できない人が多いということです。
その理由は人間の ”欲” です。お金はあればあるだけ使うのが人間です。例えば、年収2000万円の人でも年に1900万円使っていたら、100万円の貯金しかできません。年収500万円の人が、年300万円しか使っていなかったら、200万円の貯金ができます。つまり高年収の人だからといって、貯金も多いというわけではないということです。
貯金がしたいと思ったら、 “手取り収入の1割を貯金し、残りの9割で生活する” という鉄のルールを作りそれを破らないと自分で決めることです。
では、自分の今の生活に当てはめてみて、手取り収入の9割で生活できるか考えてみましょう。中には、9割に収まっていない人がいると思います。
じゃあ、貯金の割合をもうちょっと下げて、実行しようかな。
はい、絶対ダメです!
貯金の割合を簡単に変えてはいけません。では、どうするかと言うと、9割に収まらない出費はしないことです。9割を超えて実現させようとする欲はあきらめることです。
欲に優先順位をつけて、手取り収入の9割の金額で実現できない欲はあきらめましょう。
優先順位の低い欲をあきらめたところで、生活のクオリティは変わりません。なので、まずは自分の今の生活で欲に順位をつけることから始めましょう。
収入が低い人は例外!?
ここまでさんざん、手取り収入の1割を貯金せよと言ってきましたが、収入は低い人は例外だと思います。収入が低かったり、必要最低限の生活費だけで手取り収入の9割を使ってしまう場合は、”手取り収入の1割を貯金し、残りの9割で生活する” というルールは適用できないですね。
あくまでも、今少し贅沢した生活しているなと思っている人で、貯金ができないという人に向けたルールだと思います。
まとめ
“バビロン大富豪の教え”にある資産の築き方を紹介しました。大きくルールはこの2つです。
“手取り収入の1割を貯金し、残りの9割で生活する”
“欲に優先順位をつけて、手取り9割の金額で実現できない欲はあきらめる“
贅沢な生活をしていると自分で認識し、貯金がしたいと思う人はぜひ上記のルールを守り、資産形成のきっかけにしてみてください。
おまけ
私は、この本を読んでから、手取り収入4割を貯金を実践しています。優先順位の低い欲を実行しなくても何も影響ありませんでした。生活の無駄遣いに気づくきっかけとしても、実践してみてください。
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