資産が少ないうちは、自分自身が資本!稼ぐ力をみにつけよう

金融

最近、FIRE(Financial Independence, Retire Early)や投資がメディアに取り上げられて、資産運用に注目が集まっています。

ただ、現状の資産額が少ない場合は、まず稼ぐ力をつけてからの方が良いです。

ここでは、経済的自由を手に入れるためには、十分な資産を得てから運用した方が良い理由を紹介します。

※経済的自由:「資産所得>生活費」に近づくことを言います。

資産運用するより、働いた方が良い?

まだ自分の貯蓄が少ない場合は、まずは働いて貯蓄を増やしてから資産運用をした方が良いです。

なぜ、その方が良いかを具体的な数字で考えていきましょう。

パターン1

貯金が100万円貯まったぞ!このお金で投資して資産を増やそう!!

年利5%で運用すると、リターンは5万円になります。

パターン2

今投資に回せるお金が1億円あるから、投資しようかな

年利5%で運用すると、リターンは500万円になります。

2つのパターンでは、どちらも年利5%で運用していますが、買える資産額の差によってリターンが大きく変わっています。

つまり、買える資産額が小さいままだと、リターンも小さく経済的自由を手に入れるには時間がかかります。

パターン1の場合、月あたりで4000円ちょっとの所得なので、なかなか経済的自由とはいかないですね。

パターン2の場合、月あたりで40万円ちょっとの所得になるので、経済的自由にだいぶ近づきますね。

経済的自由とは

「資産所得 > 生活費」のことです。サラリーマンで給料をもらうというのは労働所得といい、自分の時間を対価に得る収入のことです。一方で、投資した資産から収入を得ることを資産所得といいます。生活費を資産所得で払えるようになると、経済的自由を達成するという状態になります。

つまり、大きな資産を買うために、今の所得から貯金していくだけでなく、稼ぐ力をつけていかなければいけません。

例えば、25歳の人が今の仕事からの収入以外に、月に10万円稼ぐことができれば、年に120万円の収入になり、10年で1200万円、20年で2400万円となります。これだけの分の資産を追加で買うことができれば、大きく経済的自由に近づけますね。

理想のステップ

稼ぐまでの理想のステップを紹介します。

1.今の所得から生活防衛費を貯める

まずは、生活の土台を固めましょう。今の所得から生活防衛費を貯めましょう。生活防衛費の目途は、サラリーマンなどの定期的な収入がある人は、半年から2年分あれば良いとされています。月の生活費用が20万円の人であれば、120万円から480万円あれば良いということです。

生活基盤を固めれば、次の事業・副業に打ち込むことができます。

2.事業・副業を始める

生活防衛費が貯まったら、ビジネスを起こして事業所得を得ましょう。いきなり起業が難しそうだったら、サラリーマンをしながら副業をするのもありです。

サラリーマンの人は、副業からスタートするのがお勧めです。副業に失敗しても、本業からの給料が止まるわけではありません。スモールビジネスからスタートさせましょう。

3.貯まったお金で資産所得を得る

こうして稼いだお金で、不動産、株式や債券を買いましょう。そうすると、これらの資産がお金を生み出してくれます。

まとめ

経済的自由に近づくためのステップについて紹介しました。

小さな資産しか買えない人と大きな資産が買える人では、資産所得で得られるリターンに大きな違いが出ます。

事業・副業をして、稼ぐ力をつけよう

稼いだお金で大きな資産を買って、資産所得を得よう

失敗しても良いので、スモールビジネスから始めてみましょう。失敗してもこのビジネスは自分には向いていなかったとポジティブに捉えて、次のチャレンジに向けて走り出しましょう。

行動した人だけが、稼ぐ力をつけることができて、経済的自由を手に入れることができます。

自分自身が一番の資本です。最初は自分で、給料プラスアルファの収入を得られるような行動をしましょう。

おまけ

経済的自由を手に入れるために、稼ぐ力をつけるために行動しています。本業以外に収入があることは、リスクヘッジの観点からも良いことです。会社に縛られずに生きることができるので、私もそれを目指して頑張ります。

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